2011年度『サンふじ』リンゴ完売御礼

今期も11月20日からリンゴ採りを開始し、12月10日に地元の縁戚関係へ直接お届けしたものをもちまして、2011年度のリンゴ作業を全て終了することが出来ました。
今期は、JAの技術指導員の方によれば、昨年の猛暑の影響ではないかとのことでしたが、春先に極端に花芽が少ない木があり、そのため当園も例年よりも収穫量が減少しました。JAによれば、例年の3割減という果樹園もあったようです。
また、天候不順の影響で、今年は小玉が多いとのことでしたが、当園は球伸びが良かった反面、蜜の乗りが昨年に比べるとバラツキがあったように思います。
一方、4年目を迎えた当果樹園のホームページですが、毎年ホームページからご注文をいただくお客様もたくさんおられ、収穫量の減少予測もあり、今年はホームページからのご注文受付が殆ど出来ず、すぐに予定数に達してしまったため、誠に恐縮ながら何件ものお問い合わせに対しお断りせざるを得ませんでした。
色々、食べ比べをされて当園を選んでいただいたお客様のお話ですと、当園のリンゴは糖度だけは無く、酸味があってバランスが良いのが特徴とのことですが、これも一重にこれまで丹精を込めて育ててきた、祖父や父の世話と、何よりもこの土壌の良さのおかげだと感謝しております。
2011年12月9日の朝、信州松本は今冬初めてうっすらと雪が積もりました。実りの秋から足早に冬を迎え、既にリンゴ園にはお礼肥の有機堆肥が運び込まれて小山になっていますが、その堆肥の山も雪化粧。
その後すぐに、リンゴ園に堆肥を撒き、年明け早々からは来年の秋に向けた剪定を始める予定でしたが、妻の入院(骨折)で、予定が大幅に遅れてしまいました。できるだけ早く遅れを取り戻せるよう、これから秋に向けた作業に励んでいく所存です。
お天道さま次第ではありますが、自然の力を借りて、来年も少しでも美味しいリンゴが実るように、人間が出来ることはしっかりと世話をしていこうと心新たにしております。
2011年、ご愛顧を賜り誠にありがとうございました。古来より『リンゴ1個で医者要らず』と申します。どうぞご自愛いただき、2012年も当園のりんごを宜しくお願い申し上げます。
2012年1月吉日
カネヤマ果樹園
園主 中條 利治

朝晩の冷涼な気候と、雨が少なく日照時間の長い扇状地である長野県松本市。標高約600m。北アルプスを望む岳都、またわが国最初の小学校である旧開智学校や旧制松本高校から学都とも、さらに最近ではスズキ・メソッド(才能教育)やサイトウ・キネン・フェスティバルから楽都とも称される「アルプスの城下町」、信州松本。その市内の北に位置する南斜面の高台が、岡田区神沢の里です。
現在ではだいぶ宅地化が進みましたが、昔は深志高校から北一帯はりんご畑で、春には一面真っ白なりんごの花が咲き、美空ひばりの映画「りんご追分?(設定は信州ではなく津軽とのことですが)」のロケも行われたと聞きます。
戦前に養蚕から転作し、仲間と二人でこの地で真っ先にりんご栽培を始めたのが祖父でした。父の代には、これまた当地の気候に合う巨峰栽培を始めて、現在に至っております。
その「カネヤマ果樹園」の三代目として、祖父の代からのりんご(メインはサンふじ)とぶどう(巨峰)を病に倒れた父から引き継ぎ、栽培面積を減らすことで、手入れが充分行き届くように心を配り、母と二人で果樹栽培を継続しております。





